Europa Universalis V発売決定おめでとう!
5月9日にParadox Interactive(以下、パラド)から『Europa Universalis V』(以下、EU5)が近日発売と発表されましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日はその前作『Europa Universalis Ⅳ』(以下、EU4)の攻略記事を書きたいと思います。
「新作が発表されたのに何故旧作の攻略について話すのか?」と不思議に思われる方がいらっしゃると思います。それはパラドがEU4発売の2013年からおよそ12年もの間、アップデートとDLCの販売でこのゲームの面白さを深めていったことで、アップデートのシステム変更による情報の陳腐化が物凄い勢いで行われていたからです。
EU5が発表されたことでEU4の開発も終了を迎え、おそらく大きな変更はもう無いだろう、ということで攻略記事を少しずつ書かせていただきますので、お付き合いいただけますと幸いです。
必要なDLCについて
EU4には数多くのDLCがあり、全て無いと楽しめないのか、と不安になる方がいると思いますが、そんなことはありません。2024年10月17日に「これ無しでは遊ぶのはちょっと……」と言われていたDLC3つがベースゲームに組み込まれたため、問題なく遊ぶことができるようになりました。
ブランデンブルクの攻略には『好意』という要素を出す予定です。こちらは『The Cossacks』というDLCで追加されるシステムということだけはご了承ください。
私はDLC全部入りです。
ブランデンブルクについて

1444年のブランデンブルクは現在のドイツの首都、ベルリン近郊を治めた神聖ローマ帝国選帝侯です。
神聖ローマ帝国は多くの国が集まってできた寄り合い所帯のこと、選帝侯は皇帝選挙の投票権を持つ7国のうちの一つ、という認識でOKです。
いくつもの国の中から7つの選ばれた国ということで兵力は周辺の国と比べて有利となっていますが、複数の国を相手にすると負けてしまう、といった具合です。EU4日本wikiでは「中小国プレイの入門にオススメ」と言われていました。
初期国力
初期兵力は歩兵7000、騎兵2000の計9000人です。
首都には要塞があり、9000人の兵で年単位で包囲する必要があり、初期の守りは盤石と言えます。

初期の同盟関係はなし。自分で方向性を決めることができます。
初期拡張

ブランデンブルクの東にはノイマルク、ドラムブルクという土地がありますが、ここはチュートン騎士団の領土となっています。まずはここを手に入れることを目標に動くのをオススメします。
チュートン騎士団は初期からこちらをライバル指定することがほとんどですので、こちらからもライバル宣言を返してあげましょう。

同盟で守りを固める
さて、ブランデンブルクの東にはポーランドという大国があります。こちらは神聖ローマ帝国には属していない国です。

実はこのポーランド、ブランデンブルクからの王室間の婚姻は確定で受け入れてくれるので、すぐに仲良くなり同盟を組むことができます。
また、1444年の神聖ローマ皇帝のオーストリアも王室間の婚姻を確定で受け入れてくれます。こちらとも婚姻しましょう。

王室間の婚姻後すぐにポーランドは同盟を承諾してくれるようになりました。これで東からいきなり攻め込まれることは無くなりました。

時間を進めて1445年1月、オーストリアも同盟を承諾してくれるようになりました。

神聖ローマ皇帝と同盟を組んでいない状態で神聖ローマ帝国内で戦争を起こして土地を奪うと、「返してあげなさい」と調停依頼が飛んでくることがあります。これを断ると外交で不利になるバッドステータスが付いてしまうので、できる限り皇帝とは同盟を結んでおいたほうが良いです。
好意を貯める
同盟国と一緒に攻撃戦争を起こすには条件が2つあります。
- 勝利後の土地割譲を約束する
- 好意を用いて戦争に参加してもらう
今回は好意を用いてポーランドに攻撃戦争に参加してもらいます。
DLC『The Cossacks』の要素になりますが、好意は同盟を組んだ状態で時間とともに微増していきます。好意の数値が10貯まると、こちらの攻撃戦争に呼び出すことができるようになります。10貯まるまでしばらく時間を勧めましょう。
また、DLC『Leviathan』を導入すると「おべっかを使う」という外交コマンドが追加され、好意を能動的に稼ぐことができるようになるのでオススメです。
ポーランド、オーストリアと同盟した状態でしばらく待ちましょう。

戦わずして勝つ
チュートン騎士団からイベントとして州の売却が提案されました。

こちらランダムイベントなのですが、100ダカットを支払うことでノイマルク、ドラムブルクの土地を無血で引き渡すというとんでもなくお得なイベントになっています。
100ダカットは借金してでも土地をもらう価値がありますので、今回は国内の市民階級に借金をして資金を用意しました。

こちら5年で利子1%というとんでもない良心的な金利で5口まで借りられるようになっていますので、お金に困ったら利用するのがおすすめです。
お金を払って土地がブランデンブルクのものになりました。

次の戦争目標
チュートン騎士団との戦争を準備していましたが、無血で土地が手に入ったので目標がなくなってしまいました。次はどのようにすればよいでしょうか。
実はノイマルク、ドラムブルクを手に入れるとブランデンブルク固有のミッションが達成できます。

フォアポンメルン、ヒンターポンメルン地域に恒久的な請求権を得ることができました。

丁度ブランデンブルクから北のバルト海沿いの地域になります。
戦争目標はこちらに切り替えることにしましょう。
はじめての戦争
ポーランドの好意が10貯まったので、北のシュテッティン、またはヴォルガストに戦争を仕掛けようと思います。


相手側が12000、ポーランドの力を借りれば3倍~4倍の50000程の兵力で攻め込むことができます。ブランデンブルクはこのように初期拡張を進めるのがオススメです。
ブランデンブルクの初動としては以上となります。
今回はチュートン騎士団が土地を割譲してくれましたが、もしされなかった場合は初戦の相手がチュートン騎士団になり、ノイマルク地方の奪還を目指す動きで間違いないと思います。
最後に
EU4は最初は数字が多く少しとっつきにくいゲームに思います。
それらの数字に小さくバフを重ねたり、無駄を省いていくことで隣国とのリソース差を作り、国力を縮めて追い抜くというのがとても楽しいゲームです。
興味がありましたらぜひ、EU4を触ってみるのをオススメします。
discord通話しながら教えて欲しいみたいなのも大歓迎ですので、Twitterでお声がけいただければ喜んで行きます。
それではまた。
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